想定馬場トラックバイアス、コンディション 7月26日(金) /馬場虎太郎 トラックバイアス

2019年7月26日


想定トラックバイアス
7月26日(金)

新潟芝
(近2年の2回新潟開幕週を参考)
想定馬場コンディション「稍軽い~軽い」
想定トラックバイアス「 ・ 」

近2年ともに馬場コンディションは「稍軽い」もしくは「軽い」と判定。なかでも去年は前開催の1回新潟でも軽い馬場率が高かったこともあり、「軽い」判定したレースも多かった。

今年は前開催の1回新潟が若干重めの馬場コンディションで行われたが、一昨年とは大差ない重い馬場率。今年も例年通りに軽い馬場コンディションで行われることが想定される。

軽い馬場コンディションでも、新潟芝は路盤の関係もあって基本的にエアレーションやシャタリングが強気に行われる傾向にあるので、クッション性は良い。スローペースで物理的に先行馬が恵まれるケースもあるが、同時に高速上がりも出せるため、脚があれば後方からでも届く。外回りの場合は直線でも伸びる必要があるので、先行して粘り込むだけでは難しい。


小倉芝
(近2年の2回小倉開幕週を参考)
想定馬場コンディション「標準~稍軽い」
想定トラックバイアス「 ・ 」

近2年の馬場コンディションは「稍軽い~稍重い」の間。
「稍重い」と判定したレースは当日雨の影響が大きかったので、週中、週末ともに雨の影響がなく、気温も高い今年は「標準~稍軽い」程度の馬場コンディションが想定される。

「標準~稍軽い」の馬場コンディションで行われた場合、古馬混合戦や1800m以上のレースでは後方から届きやすい状況になっており、開幕週でも内を通るアドバンテージはほとんどなかった。


札幌芝
(近2年の1回札幌開幕週を参考)
想定馬場コンディション「標準~稍重い」
想定トラックバイアス「 ・ 」

近2年ともに標準的な馬場コンディションで行われている。

馬場による偏りは特にみられず、展開次第。

今年は金曜に降雨がありそうで、重めの馬場コンディションも想定されるが、開幕週の良好な路盤と水捌けを考慮すると、回復は早そうで例年とは大差ない状態になりそう。