想定馬場トラックバイアス、コンディション 7月14日(金) /馬場虎太郎 トラックバイアス

2017年7月14日


想定トラックバイアス
7月14日(金)

福島芝
想定馬場コンディション「標準~稍軽い」
想定トラックバイアス(1200m)「外・ 」
想定トラックバイアス(1800m以上)「内・差」

先週は週中に降雨あり、土日ともに晴れて気温も高かったが、散水はしっかりと行われたよう。時計自体はそこそこ出ているが、馬場コンディションは「標準」と判定、パワーが必要でバテやすい。1200mと18000mは末脚が使えず先行、2000mはオーバーペースの差し有利な状況が目立った。

今週からはBコース替り。週中の降雨がなく、乾いた路盤で、週末はあやしい天気予報。ただ、降らない可能性も高く、そうなると軽めのコンディションが想定される。
例年の2回福島Bコースの初週は、1200mではコーナーから動いていくような形がハマりやすく、外枠や差しが有利な状況になりやすい。
1800m以上も道中から進出できる機動力があるタイプが走りやすく、長く脚を使い続ける必要がある。消耗が激しいので、ロスは抑えたほうがよく、内枠で後方から早めに動けるタイプが恵まれやすい。


福島ダート
想定馬場コンディション「標準」
想定トラックバイアス「 ・ 」

先週は標準的なコンディションで、馬場に依る偏りは出ていなかった。

今週は週中の雨量なく、週末の降雨もなければ標準的なコンディションになりそう。


中京芝
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」
想定トラックバイアス「外・ 」

先週は週中の降雨はやや多めだったものの、週末は晴れて気温も高く、乾いていて軽めのコンディション。今開催は路盤の状態が良く、中京芝としてはグリップがききやすい。
先週行われた13レースのうち11レースはトラックバイアス「前」の先行有利な状況と判定したが、グリップのきく軽い馬場なので、直線で脚を使うことも可能。軽いコンディションになった際の阪神外回りに近い状態。
ただし、インコースは荒れていて、障害レースが行われた後の日曜昼以降は内を通ると辛い状況。9Rと12Rはトラックバイアス「外」の外枠有利な状況と判定した。

今週も週中に降雨があるものの、先週とは大差なく、同様に気温も高い。引き続き軽めのコンディションが想定され、今週からはBコース替り。
路盤の傾向が変化した去年の3回中京Bコース初週とは近いコンディションが想定される。
当該週では13レースが行われ、そのうち9レースをトラックバイアス「外」もしくは「超外」。5レースをトラックバイアス「超外」と判定する外枠が有利になりやすい状況で、上のクラスや2000m以上では差しも届きやすかった。


中京ダート
想定馬場コンディション「標準」
想定トラックバイアス「 ・ 」

先週は乾き気味で、標準的なコンディション。1400mでは先行有利な状況が複数発生した。

今週は週中の雨の影響が若干残っているものの、土曜は気温が高くすぐに乾いて標準的なコンディションになりそう。


函館芝
想定馬場コンディション(土曜)「標準」
想定馬場コンディション(日曜)「稍重い」
想定トラックバイアス「 ・ 」

先週は週中の雨の影響がほとんどなく、週末も晴れたものの、散水量は多いようで標準的なコンディション。
極端な偏りはなかったものの、1200mは末脚を活かしづらい状況。

今週は週中の雨がほとんどなく、土曜は先週似たようなコンディションが想定される。
日曜は開催中に雨の可能性が高い。今季では初の雨の中での開催となれば、重めのコンディションになりそう。
今週からはBコース替り。去年の2回函館Bコース初週は内有利率が高かったものの、天候微妙で読みづらい。


函館ダート
想定馬場コンディション「標準」
想定トラックバイアス「 ・ 」

先週は乾き気味で標準的なコンディション。土曜は偏りのない馬場状況だったが、日曜は外寄りで1000mは外枠有利な状況、1700mは差し有利な状況が複数発生。

今週もコンディションそのものは近いが、状況の傾向は出ていない。