想定馬場トラックバイアス、コンディション 6月30日(金) /馬場虎太郎 トラックバイアス

2017年6月30日


想定トラックバイアス
6月30日(金)

福島芝
(近2年の2回福島芝開幕週を参考)
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」
想定トラックバイアス(1200m)「 ・ 」
想定トラックバイアス(1800m)「内・ 」
想定トラックバイアス(2000m)「 ・差」

梅雨時期だけあって近2年とも不安定な天候。奇しくも週中に雨が降ったが土曜は軽めのコンディション、日曜は当日雨の影響で標準的なコンディションになる馬場推移で共通している。
土日でコンディションは違っても、馬場状況に差はなく、馬場に依る顕著な偏りはみられなかった。
1200mはフラットな状況。1800mはコース構造もあり内有利な状況。2000mは4レースのうち2レースをトラックバイアス「差」、1つはトラックバイアス「超差」と判定する圧倒的に後方が有利な状況と判定した。

今年は週中に降雨なし。土曜は雨の心配があるが、降ったとしても雨量は少なく、近2年よりも路盤が乾いた状態が濃厚。軽めのコンディションになりそう。馬場状況自体は近2年と大差ないことを想定。


中京芝
想定馬場コンディション「稍重い~重い」
想定トラックバイアス(1400m以下)「内・差」
想定トラックバイアス(1600m)「内・ 」
想定トラックバイアス(2000m以上)「 ・ 」

今週の中京は週中、金曜から土曜にかけての雨量が多く、土曜は開催中にも降雨の可能性がある。
当初よりは水捌けが改善されてきているとはいえ、中京の路盤はもともとが粘土質で緩みやすい。これだけの雨が降るとコンディション悪化は避けられず、「稍重い~重い」のコンディションが濃厚。開幕日でも土曜は極悪な馬場コンディションの可能性が高い。

路盤の水捌けが改善された2016年3回開催以降の中京芝で馬場コンディション「稍重い~重い」と判定したケースでは、全体的にみると内有利率が高い。そのなかでも顕著なのが1400m以下。さらに1400m以下は8レースのうち半分の4レースがトラックバイアス「超差」と判定する圧倒的に後方待機馬が有利な状況になっていて、内枠の差しが恵まれていた。
2000m以上は12レースが行われ、内有利と外有利の発生率が同じ。判断が難しく、今週は土日ともに2レースずつ行われるので、日曜は土曜の結果を参考に考えたい。


函館芝
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」
想定トラックバイアス「内・ 」

週中の雨量が多め、開催前日の金曜にも散水が入念に行われたようでクッションが利いた標準的なコンディション。
全体的に内有利な状況、乾いてきた日曜は先行有利な状況だった。

今週は週中の雨の影響がほとんどなし。また、土日はやや不安定な天候のため、散水は控えられそうだが、おそらく降らない。先週よりは軽めのコンディションになる可能性が高い。
引き続き内を通るほうが良いのは間違いないが、時計自体は先週よりも速めになりそう。


函館ダート
想定馬場コンディション「標準」
想定トラックバイアス「 ・ 」

先週は土曜が湿った軽めのコンディション。日曜は乾いてきて標準的なコンディション。
土曜はスピードが出やすく流れにのれたほうがいい。日曜は1700mで外枠有利な状況が複数発生。

今週は乾き気味なコンディション。先週では日曜に近い状態。