想定馬場トラックバイアス、コンディション 4月27日(金) /馬場虎太郎 トラックバイアス

2018年4月27日


想定トラックバイアス
4月27日(金)

東京芝
想定馬場コンディション「稍軽い~軽い」
想定トラックバイアス「 ・ 」

先週は開幕週。週中の降雨少なく、週末は晴れて気温が高かった。路盤、芝の状態も絶好で軽いコンディション。
コース構造や展開による影響はあったものの、高速上がりが出るため、後方からも届き馬場による偏りのない公平な状況。

今週は水曜の雨量が非常に多い。週末は晴れて気温高めで、路盤の水捌けも良いため、先週ほどではないにしても引き続き軽めのコンディションで、似たような状況になることが想定される。


東京ダート
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」
想定トラックバイアス「 ・ 」

先週は乾いていて東京としては軽さがないものの、全体的には標準的なコンディション。
偏りは全体的には特になかったが、日曜の1600mは外枠が有利になりやすい状況。

今週は週中の降雨が多く、湿り気味。先週とは異なり、軽めのコンディションになることも想定される。


京都芝
想定馬場コンディション「稍軽い~軽い」
想定トラックバイアス(内回り)「内・ 」
想定トラックバイアス(外回り)「内・ 」

先週は開幕週。路盤、芝ともに前開催からは回復し、例年に比べても良好な状態。全体的に走りやすく、下級条件馬にとっては軽め程度、上級条件馬にとっては軽い。
当然、内有利だが、硬い馬場というわけではなく、グリップが利きやすいため脚があれば後方からも届く状況。例年のように内を通らないと厳しい、というような印象はなく、パフォーマンス低下はコースロス分の割引程度の常識的な範囲。多少ロスのあるレースをしても、相応の実力があれば、圏内。

今週は週中の降雨が多めだが、水捌けは抜群で良好な路盤。ほとんど影響はなく、引き続き軽いコンディションが想定される。


新潟芝
(近2年の1回新潟開幕週を参考)
想定馬場コンディション「標準~稍軽い」
想定トラックバイアス「 ・ 」

新潟は唯一野芝だけで行われる競馬場。路盤が砂質で芝の状態がコンディションに直結する傾向にある。
例年、1回新潟が行われる時期はまだ野芝が不揃い。砂の浅いダートを走るような馬場になり、パワーが要求されることが多い。路盤を柔らかくするエアレーション作業もしっかりと行われているため、開幕週は軽いコンディションになるケースが少なく、内を通るアドバンテージは薄い。トラックバイアス「外」もしくは「超外」と判定するような外枠に有利な状況も複数みられる。

ただし、今年は3~4月の気候が良かったことにより、例年に比べると芝が生え揃っている可能性が高い。例年よりは軽めのコンディションで傾向が変化してもおかしくなく、直近の傾向を注視したい。