想定馬場トラックバイアス、コンディション 2月28日(金) /馬場虎太郎 トラックバイアス

2020年2月28日


想定トラックバイアス
2月28日(金)

中山芝
(2回中山芝開幕週を参考)
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」
想定トラックバイアス「 ・ 」

近2年、2回中山開幕週の芝は20レース行われ、そのうち10レースが馬場コンディション「標準」。「稍軽い」、「稍重い」がそれぞれ5レース。
「稍重い」と判定したのは2018年2月25日。この週は路盤自体が緩めで、当日は北寄りの風(直線が向かい風)がやや強かった影響もあった。

今年は週中降雨の影響がほぼなし。週末の天候や不安定だが、おそらく降雨はなさそうで、風も緩やか。
「稍軽い~標準」程度の馬場コンディションが想定される。

2回中山開幕週の芝が馬場コンディション「稍軽い~標準」で行われた場合、1800m以上は先行有利率が高い。
1600m以下の場合は展開次第。古馬混合戦では後方から届くケースもみられた。


阪神芝
(近2年の1回阪神開幕週を参考)
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」
想定トラックバイアス(内回り)「内・ 」
想定トラックバイアス(外回り)「 ・ 」

近2年、1回阪神開幕週の芝は18レース行われた、そのうち13レースが馬場コンディション「稍軽い」。5レースが「標準」。
軽めの馬場コンディションになることが多い。

内回りは基本的に内有利になりやすいものの、軽い馬場コンディションの場合は道中の負荷もかからず、速い上がりも出せる。コースや展開によっては外を通っても届くケースに注意が必要。
外回りはほぼ偏りのない公平な状況。実力が反映されやすい。


中京芝
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」
想定トラックバイアス「内・ 」

例年とは異なり、今年初めてとなる開催。
前開催からの間隔が長くとれているので、例年よりも良好な路盤の状態になりそう。

路盤改修以降は例年も軽めの馬場コンディションになることが多い開催。
今年も軽めの馬場コンディションが想定される。

内有利率は高いが、軽めの馬場コンディションになった際の中京芝は速い上がりが出て直線で伸びることも要求されるので、先行して粘り込むだけでは難しい。道中でロスなく運ぶことは重要だが、展開次第では後方からも届く。