想定馬場トラックバイアス、コンディション 11月30日(金) /馬場虎太郎 トラックバイアス

2018年11月30日


想定トラックバイアス
11月30日(金)

中山芝
(近2年の5回中山開幕週を参考)
想定馬場コンディション「標準~稍軽い」
想定トラックバイアス「 ・ 」

一昨年は週中の降雨が若干残っていて、全体的には標準的な馬場コンディションだったものの、乾きがけだった土曜時点の2歳中距離では重めのコンディション。古馬混合戦やペースが流れる短距離では後方から届きやすい状況だった。
昨年は週中の降雨が全くなく乾いた状態で路盤の状態も良好。適度にクッション性はあり、2歳馬や下級条件馬にとっては標準的なコンディションだったが、3歳以上の上級条件馬にとっては軽め。馬場の状態が良いため、基本的には内有利な状況ではあるものの、古馬混合の上級条件では高速上がりも出せるため公平な状況。

今年は週中降雨の影響はほぼなさそうで、昨年と近いコンディションが想定される。


阪神芝
(近2年の5回阪神開幕週を参考)
想定馬場コンディション「稍軽い~軽い」
想定トラックバイアス(内回り)「 ・ 」
想定トラックバイアス(外回り)「 ・ 」

去年からの阪神芝は路盤の状態が非常に良い。それ以前の傾向は参考にできない。

去年の5回開幕週は軽いコンディション。路盤も例年に比べて明らかに軽くグリップが利き、走りやすいコンディション。
内回りは軽めで上がりを出しやすい馬場により、内を通ることや先行のアドバンテージがほとんどなく、ペースが流れると後方からも届きやすい。
外回りはスローペース目立ち、先行馬は恵まれているものの、直線でしっかりした末脚を使う必要があり、粘り込むのは難しい。公平な馬場で内を通るアドバンテージもないため、スムーズに外から脚を使える馬が良い。


中京芝
(近2年の4回中京開幕週を参考)
想定馬場コンディション「稍軽い」
想定トラックバイアス「 ・ 」

近2年ともに軽めの馬場コンディションになっているが、馬場状況は異なっていた。
路盤の状態がより近いことが想定される去年を参考にしたい。

去年の4回中京開幕週は路盤の状態良く、グリップも利いた軽めのコンディション。
10レースのうち4レースをトラックバイアス「差」もしくは「超差」と判定。そのうち3レースは「超差」と判定する後方待機馬が圧倒的に有利な状況。
また、トラックバイアス「外」と判定したレースも6レースあり、内を通るアドバンテージはみられず、外枠が恵まれやすかった。