ダート短距離注目種牡馬リスト検証

2017年9月27日

ダート短距離注目種牡馬リスト検証


皆さん、こんにちは。『競馬研究所』の事務局です。

前回に引き続き、出馬表の「人気ランク」の有効な活用方法として、「ダート短距離注目種牡馬リスト掲載馬」をベースにした検証を行いました。今回は、その結果をご報告いたします。


【集計対象】
亀谷敬正氏の研究コラム「ダート短距離注目種牡馬リスト」の掲載馬で、なおかつ出馬表の人気ランクA~Dの範囲内(=Eを除外)すべての馬が集計対象です。

※「ダート短距離注目種牡馬リスト」→ダート短距離(1400m以下)に出走する、父エーピーインディ系、エンパイアメーカー、サウスヴィグラス各産駒のリストを意味します。

※人気ランクEの該当馬の80%以上は「通用しないとわかっている頭打ちの馬」にあたります。ゆえに、人気ランクEの該当馬(=頭打ちの馬)を除外するということは、簡易的かつ効果的な買い目の削減につながります(一部、例外条件もありますが、今回の集計期間内では該当しませんでした)。

【集計期間】
9月9日~9月24日

【集計結果】
対象馬62頭 複勝回収率137%

※中山(対象馬32頭)複勝回収率136%
※阪神(対象馬30頭)複勝回収率137%

※人気ランク「Dに限定」(対象馬30頭)すると、全体の複勝回収率は186%(中山212%、阪神155%)にまで跳ね上がり、有力な穴馬候補となります。

【要注目の条件】
今回の集計対象馬、かつ出馬表で異種(A~C)に該当した馬(対象馬10頭)

単勝回収率215% 複勝回収率173% 複勝率60%

※異種→今回が芝戦の場合は近2走内にダート戦に出走している馬、今回がダート戦の場合は近2走内に芝戦に出走している馬について、亀谷敬正氏が設定した独自基準にもとづき、主に血統を考慮したうえでA・B・Cの3段階評価を行っております。

今後も、当コラムから発信される情報を皆さんの予想にぜひお役立てください。