想定馬場トラックバイアス、コンディション 2月17日(金) /馬場虎太郎 トラックバイアス

2017年2月17日


想定トラックバイアス
2月17日(金)

東京芝
想定トラックバイアス「内・ 」
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」

先週は週中にみぞれ。若干影響があり、先々週よりは軽くないコンディションになっていたが、馬場の状況そのものはほとんど変わらなかった。
先週行われた10レースすべてがトラックバイアス「内」の判定。基本的に内を通る馬が有利な状況ではあるものの、軽めの路盤で、上がりも出しやすい。普通に回ってくれば外を通ったとしてもパフォーマンスの下げ幅は少なく、どの馬も実力は発揮しやすい公平な馬場。前に行って粘り込むだけでは難しいため、ある程度のポジションを取りつつ直線でも伸びられればベストだが、そういった質の高いレースをできる馬は少ない。現実的には内めの枠で末脚もしっかりした馬が走りやすい状況になっていた。

今週は週中の雨の影響が全くなく乾いた路盤で先週よりも軽い馬場になることが濃厚。今開催通して状況は一貫していて、先週から変化なさそう。


東京ダート
想定トラックバイアス「 ・ 」
想定馬場コンディション「標準~稍重い」

週中の雨により、パサパサだった先々週とは若干異なるコンディション。
先々週は内を通る馬に不利な状況が目立ち、先行も辛かったが、先週は内枠有利で真逆の状況になった。

今週は週中の雨の影響は全くなく乾いている。水が撒かれているようだが、コンディションは先々週に近い。


京都芝
想定馬場コンディション「稍重い~標準」

内回り
想定トラックバイアス「内・前」

外回り
想定トラックバイアス「外・ 」

先週は週中に雨が降り、重めのコンディション。
内回りは内を通る馬に有利な状況。特に3歳馬にとってはタフな馬場で、外を通って伸びるのが難しかった。
外回りはほぼ偏りがなく、位置取りやコース取りは問わない状況。トラックバイアスよりも、重い馬場コンディションに対する適性が明暗を分けるケースが目立った。

今週も金曜に雨。先週土曜程度の重めなコンディションは避けられず、状況も先週と大差さなそう。


京都ダート
想定馬場コンディション「稍軽い」
想定トラックバイアス「内・ 」

先週は雨の影響があって軽めのコンディション。
1400m以下は内を通る馬が有利な状況になりやすかった。

今週も前日雨の影響により、軽めのコンディションが想定されるが、先週よりは影響少ない。脚抜きが良い程度の湿ったコンディションであれば、京都ダートは末脚を活かせる状況が発生しやすいことに注意したい。


小倉芝
想定馬場コンディション「標準~稍軽い」
想定トラックバイアス「内・ 」

先週は前開催終了から半年以上間のある開催。週中に雨が降っていたが、重いコンディションにはならず、想定通り、路盤そのものは硬く軽めになっていた。
馬場が絶好なので、基本的には内を通る馬に有利。
ただし、月曜の1200mは外めの枠から先行、途中から動いた馬ばかりが好走。内枠は脚を余すケースが目立った。
2000mは道中から動いていける馬に有利で、極端にロスのあるレースでなければ、外枠から早め進出でも好走できる。これは例年通りの傾向。


小倉ダート
想定馬場コンディション「標準」
想定トラックバイアス「外・ 」

先週日曜は軽めのコンディション。月曜は乾いてきて標準的なコンディション。
コンディションはやや異なっていたが、いずれも外枠が有利な状況になっていて、先週行われた9レースのうち8レースがトラックバイアス「外」もしくは「超外」。そのうち4レースは「超外」の圧倒的に外枠が有利な状況と判定。

1000mは外枠から先行。1700mは外枠の後方から早め進出がハマりやすかった。